基本的に三毛猫の性別はメスであるが、ごくまれにオスの三毛猫が産まれることもある。オスの三毛猫はその希少性から、テレビ番組などに取り上げられたり、生まれた時に新聞記事になることもある。
これは、ネコの毛色を決定している遺伝子のうち、ぶち(白斑)や黒などを決定する遺伝子は常染色体上に存在するが、オレンジ(茶)を決定するO遺伝子のみはX染色体上に存在し、伴性遺伝を行う。その為、三毛猫が産まれるのはO遺伝子が対立するo遺伝子とのヘテロ接合になった場合となる。これは哺乳類では2つのX染色体のうち、どちらか一方がランダムに胚発生の初期に不活性化されることにより、毛色がオレンジになる(O遺伝子が発現)部分と他の色になる部分に分かれるからである。故に、原則として三毛猫はメス (XX) となる。
オスの三毛猫が生まれる原因は、クラインフェルター症候群と呼ばれる染色体異常(X染色体の過剰によるXXYなど)やモザイクの場合である。
染色体異常の場合は通常繁殖能力を持たないが、モザイクの場合は生殖能力を持つことがある。なお、クラインフェルター症候群のオスの出生率は3万分の1である[1]。
生殖能力のある三毛猫のオスは、1979年にイギリスと1984年にオーストラリアで確認されたものの他、2001年に日本で確認されたものが現在世界で唯一存命中である。
オスの三毛猫に値段を付けるとしたら100万円、繁殖能力のあるオスの三毛猫は1000万円とも言われるが、オスの三毛猫が希少であることをことさら強調する為でありこの金額に意味はない。なお、繁殖能力のあるオスの三毛猫が交配しても、オスの三毛猫の子猫が生まれる確率は変わらず、その可能性は非常に小さい。










